小学生が「認知症キッズサポーター」に【佐賀県唐津市】
認知症への理解を深めその対応を学んでもらおうと、唐津市の小学校で認知症キッズサポーターの養成講座が開かれました。
この養成講座は認知症への理解を深め対応の仕方を学んでもらおうと、小学生から高校生を対象に12年前から唐津市が開いているものです。唐津市の久里小学校では総合的な学習の一環で近隣の施設の高齢者と交流していて、その事前学習として29日は、小学3年生約50人が参加しました。
児童らは認知症になると「覚えることができない」など症状を学んだあと、道に迷った認知症の高齢女性と出会った場合の対応をグループに分かれ考え発表しました。
女子児童:「(認知症の人には)最初にはじめましてと言って、優しく接して仲良くなろうと思う」
県認知症介護指導者江藤渉さん:「子供たちが早い段階から認知症に触れて正しい知識を持って、地域で認知症を支える力の一つになってくれれば」
唐津市では2019年度までに6780人が認知症サポーターになっていて、そのうち、900人余りが小学生や高校生らだということです。
【引用:SAGA TV】
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